小海オペラ劇場オペラ《くじらの夫婦》世界初演 公演記録2025年11月9日(日)、長野県小海町の小海小学校体育館にて、小海オペラ劇場 オペラ《くじらの夫婦》の世界初演を上演いたしました。雨の小海 会場は熱気に包まれる本作品は、小海町に古くから伝わる民話「くじらの夫婦」をもとに創作されたオリジナルオペラで、脚本を近藤圭、作曲を西下航平が担当しました。海から遠く離れた山あいの町に伝わる海の物語を、舞台芸術として新たに生まれ変わらせる試みとして制作された作品です。会場となった小海小学校体育館には、小海町および近隣地域、さらに遠方からも多くの観客が訪れました。チケットは公演の約3週間前に完売し、公演当日は小雨の降る肌寒い天候でしたが、会場は熱気に包まれました。大型ビジョンが設置され 海の世界に舞台では大型LEDヴィジョンなどの舞台装置が設置され、普段は体育館である空間が、海となり、川となり、そしてオペラ劇場へと姿を変えました。個性あふれる5名のキャストが体育館中に歌声を響かせますくじらの夫:高橋宏典 くじらのおかみ:木村はる奈シャチのタカマツ:近藤圭海のシャケ:井出司ダンサー・振付:朶 恵 松の木の精:飯森加奈 ダンサー:岩下貴史小海にやってきた フルオーケストラの響き音楽は作曲家・西下航平によるもので、海の広がりや川の流れ、そして小海の自然の風景を豊かなオーケストラの響きで描き出しました。雄大な海を思わせる音楽、千曲川をさかのぼる流れを感じさせる旋律、山あいの町の静かな自然の空気が、色彩豊かなフルオーケストラの響きによって表現されました。アンサンブル・ノーヴァその音楽をまとめ上げたのは、指揮者・粂原裕介の情熱的な指揮でした。粂原の熱のこもった指揮のもと、オーケストラ、ソリスト、合唱が一体となり、西下航平の音楽世界が舞台上に立ち上がりました。指揮:粂原裕介 ピアノ:吉田幸央小海の合唱団、児童合唱団も成果を披露本公演は、ソリスト、ピアニスト、ダンサー、オーケストラに加え、地域の合唱団や児童合唱も参加する大規模な舞台となりました。地域の合唱団と小海小学校の児童合唱が舞台に加わることで、地域の人々とともに創り上げるオペラ公演となりました。小海くじら合唱団 小海くじら児童合唱団光り輝く ❛小海ボール❜とは?今回の演出の要となった❛❜小海ボール❛❜。「小さな海の世界」「母の胎内」「海の幸」を表した大小さまざまな小海ボールが会場を異空間へと変貌させました。また、事前に小海小学校の児童によるワークショップも実施され、子どもたちは色とりどりの折り紙や粘土によって造られたそれぞれの想いを込め「小海ボール」を制作しました。ボールの内部には蛍光素材が入れられ、公演当日には体育館に展示され、ブラックライトに照らされて幻想的に浮かび上がりました。小海小学校 『小海ボール制作』ワークショップの様子ソリストや大人合唱団も「小海ボール」を制作し、舞台ではLEDライトを仕込んだボールを手にして歌う場面がありました。子どもたちと出演者がそれぞれの形で作品制作に参加する取り組みとなりました。小海小学校の児童たちが作成した小海ボールさらに児童たちは、自分たちの視点で撮影した小海の風景写真も会場に展示しました。子ども達の撮った小海の写真も魚の形に飾られました会場の外でも 地域全体が公演を盛り上げる公演当日には体育館の外にテントが設けられ、小海町の特産品や名物を販売するブースも並びました。来場者が地域の食や特産品に触れる機会となり、多くの人で賑わいました。小海町全体で成功させた オペラ『くじらの夫婦』また、本公演の実現にあたっては、小海オペラ劇場実行委員会の存在が大きな力となりました。実行委員会は準備段階から公演制作に協力し、会場設営や当日の運営、駐車場誘導など、多くの実務を担いました。地域の方々の尽力によって、この大規模なオペラ公演が実現しました。出演者の楽屋として校舎の教室を使用させていただきましたが、教室の黒板には小海小学校の児童から出演者へ向けた温かいメッセージが書かれていました。子どもたちの応援に支えられながら公演に臨むことができました。それぞれの想いがオペラを作り上げる公演のフィナーレでは、ソリスト、大人合唱団、児童合唱団が一体となって歌い上げるクライマックスを迎え、終演後には会場全体が大きな拍手とブラボーの声に包まれる印象的なものとなりました。本プロジェクトは、クラウドファンディングを通じて154名の方々から402万円のご支援をいただき実現しました。多くの支援者、地域の皆様、協賛企業、小海町、小海小学校のご協力により、本格的なオペラ公演を実施することができました。ご支援、ご協力いただいたすべての皆様に、心より感謝申し上げます。公演概要小海オペラ劇場『くじらの夫婦』(全三幕)前半 第一幕:約1時間休憩25分後半 第二幕、第三幕:約35分 【日時】2025年11月9日(日)14時開演【会場】小海町立 小海小学校(長野県南佐久郡小海町大字小海4591) 【作曲】西下航平【脚本・演出・映像作成】近藤圭【指揮】粂原裕介 《キャスト》【くじらのおかみ】木村はる奈【くじらの夫】高橋宏典【シャチのタカマツ】近藤圭【海のシャケ】井出司【松の木の精】飯森加奈 【ダンサー】朶恵、岩下貴史【ピアノ】吉田幸央【オーケストラ】アンサンブル・ノーヴァ【合唱】小海くじら合唱団 / 小海くじら児童合唱団 【舞台統括】株式会社Dynamics 【LEDヴィジョン】有限会社グローバルステージ【舞台監督】ハラモトタケカズ【演出助手】井澤友香理【映像 / 字幕制作】近藤圭【小道具 / 児童合唱振付】高見澤美衣【ヘアセット】高橋宏【メイク】趙英【衣装提供】釜萢圭子【着付け】小池静枝、新井芙美子、黒澤由香里、井出直美【副指揮】小山祥太郎【合唱指揮】内田満【管弦楽統括】森明美【稽古ピアニスト】内田弘子、大藤玲子、清水綾【カヴァーキャスト】大平遥菜、島田恭輔【アンダースタディ】大津家枝理佳【イラスト / タイトル文字】詩太【チラシ / プログラムデザイン / 構成】HDO.CONCEPT(堀内丈弘)【コーディネーター】柴田熊至【撮影】株式会社 ビデオ企画【制作統括】植竹里奈 【主催】小海オペラ劇場実行委員会【共催】小海町【特別協賛】アルファテックス株式会社 【協賛企業】 株式会社八十二銀行小海支店 / 佐久総合病院小海分院 / アスザック株式会社 インフラエンジニアリング 事業部 東信営業所 / 有限会社カクナン / 株式会社嶋屋本店 / ヘア メイク髪遊 / サンブリーズ株式会社 / 井上商店 / 株式会社大井 / 一般社団法人小海町開発公社 / 株式会社ヤナショウ / 篠原建築工業 / 有限会社陸大 / 信電工株式会社 / 株式会社カンテック / 合同会社新和オート / PERSONALGYM SPES / マルムツ健工株式会社 / 有限会社宿岩自動車工業 / 長野サービス株式会社 / 佐久長聖中学校 / 有限会社わたや / 株式会社フードサービス シンワ / 豊里薬局 / 有限会社中島観光バス / 有限会社小海タクシー / 合資会社松原嶋屋商店 / フラワーショップリーベ樫山工業株式会社 / 株式会社黒澤組 / 株式会社新津組 ミサワホーム東長野 / 小諸商工会議所 / 小海町商工会 / HOTEL MIYAM MATSUBARAKO Restaurant OTO/ 日本電算企画株式会社 / Joseph Ribkoff / 大栄製作所 / 有限会社 小海環境サービス / 株式会社本久 / LIFE UP カネト / 医療法人雨宮病院 / JA長野八ヶ岳 / 株式会社シャトレーゼリゾート八ヶ岳 / 株式会社小林型枠 / 綿半ソリューションズ株式会社 / 倉又工業株式会社 / 株式会社こうりょう 【助成】日本財団「海と日本プロジェクト」【後援】信濃毎日新聞 / abn長野朝日放送 / 長野県教育委員会 / 小海町教育委員会 / 小海町商工会【スタジオ協力】内田晶子【協力】小海町立小海小学校【企画・制作】一般社団法人 OPERAROOM